†雨音さん†

15/54
前へ
/235ページ
次へ
「で、僕が生徒会長の瀬名ヒロトです」 「あ…1-D南千尋です、よ…ろしくお願いしま…す」 とりあえず自分も自己紹介をして会釈する。 「じゃあ、話の続きをいいですか?」 「…はい」 その言葉に園田さんがファイルのページをめくる。 「…放課後に教室で何をしていましたか?」 さっきと変わらずに冷静に質問された。 「えっと…雑誌を読んだり…あ!!怖い話を聞かされました」 ―…そうだ、この学校の七不思議を話してくれた。 すっごい怖かったけど…
/235ページ

最初のコメントを投稿しよう!

184人が本棚に入れています
本棚に追加