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エキドナ「つ、強い。しかし、わらわは負けられぬのじゃぁぁぁ」
エキドナは再び龍形態となりモデウスに突進する。無謀な突進だった。モデウスは体勢を低く構え、横薙ぎを放つ。エキドナは龍の頭から尾まで横に真っ二つに切られた。
エキドナ「ギィヤァァァ!!」
エキドナも先のネヴァン同様に砂となり崩れていった。
バージル「どうやら終わったようだな」
モデウス「ふう…あなたも人使いが荒い。ですが、この悪魔達もあの冥王が蘇らせたのであれば私達も最期はあのようになるのですね…」
バージル「フン、今そんな事を気にしてどうする?貴様はオレや貴様の兄を止めるのだろう?おそらく冥王はスパーダの血筋で唯一生き残っているダンテを消す為に我々を蘇らせたのであろう」
モデウス「そうですね。残念ながらそれは私が阻止しますが」
バージル「フン、出来るならな。しかし、閻魔刀を探さねばならないな」
モデウス「心当たりはないのですか?」
バージル「閻魔刀の魔力を感じるが今は移動しているようだ。それを追い掛ける」
モデウス「わかりました。それまでは私達は協力関係ということで」
バージル「勝手にしろ。…いくぞ、モデウス」
バージルとモデウスは閻魔刀の魔力を追って移動を始めた。閻魔刀は現在ネロが所持している。そのネロはトリッシュとともにダンテの元に向かっている。それぞれ考えは違うが4人の魔剣士はダンテの事務所へと歩を進めた。
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