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バアル「ええい！小僧！いつまでそうしている気だ！？そうしていればこの男の魂は救われるのか！」
ネロ「たま…し…い？」
モデウス「そうです。この方は操られています。おそらくは冥王は復活させた後、洗脳を施したようです。君がナイトメアと闘う事は文字通り、悪夢となってしまった。ですが彼を救う事が今、君が彼にしてあげられる事ではないのですか！？」
ネロ「！！！」
クレド「邪魔するなぁ」
モデウス「ネロっ！」
ネロ「うおぉぉぉ！」
ネロはブルーローズを連射する。クレドはすぐにネロとモデウスから離れ、左手の盾で銃弾を防ぐ。
ネロ「クレドは…俺を助ける為に死んだ。今俺の前にいる貴様はクレドじゃない。冥王の…操り人形だ！」
ネロはレッドクイーンとエクスカリバーを拾い、クレドに向かって走り出す。
クレド「おのれぇ！」
クレドは巨大な槍を何本も出現させ、ネロに向かって投げるが、ネロは素早くかわし、クレドに近付く。
ネロ「はぁぁぁ！」
ネロは左手のレッドクイーンで斬りつける。クレドはこれを大剣で防ぐ。次にネロは右手のエクスカリバーを振り下ろす。クレドは盾で防ぐ。
クレド「どうだぁ！」
ネロ「甘いんだよ！」
クレド「何っ！？」
ネロがエクスカリバーのグリップを捻ると刀身に電流が流れ、クレドを盾と共に両断した。
クレド「ぐぁぁぁぁ！」
クレドは倒れると人間の姿に戻った。ネロは慌てて駆け寄る。
ネロ「クレド！おい、クレド！」
クレド「ネ、ネロ…す、すまんな。お前に嫌な…思いをさせて…しまった…」
ネロ「そんな事気にするな、しっかりしろ！」
クレド「ぐ…わ、私はもうじき消える…所詮、死者は死者だ。生き返る事は許されない…」
モデウス「………」
バアル「ふん…」
ネロ「クレド！」
クレド「ネロ…頼みがある…」
ネロ「何だ！？言ってくれ！あんたの頼みなら…」
クレド「あいつを…キリエを…頼んだぞ…」
クレドはネロに抱えられたまま砂となり消えた。
クレドを倒した事でナイトメアの外に出る為の出口が現れた。
ネロ「…るさねぇ…」
モデウス「ネロ…」
ネロ「ここから脱出するぞ！ナイトメアをぶっ潰す！！」
バアル「ようやく調子が戻ったか。いくぞモデウス」
モデウス「わかりました」
３人はナイトメアの外に出た。
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