プロローグ

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入道雲が浮かぶ青空に蝉の声が響く、真夏の盛りの頃だった・・・ひかりが死んだのは。 今日は彼女の十三回忌・・・磨き上げられた墓石にそっと呼びかける。 "ひかり、会いに来たよ。 私は真っ直ぐ前を向いて生きてます。 だから、もう心配しなくても大丈夫。 ありがとう、ひかり。"
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