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もやもやと
淋しさかさね
梅雨さなか
みな同じ
下心つきの
まやかしメール
たくさんのメールの中で、たまにくる、横文字のハンネ。
連続して、どんどん送られてくるメール。
そして、会えないとわかると、パタっとこなくなる。そんなメールのなかで…
梅雨おわる
ずれたかんじの
そのメール
偶然1。
話をしていると同じ市内に住んでいることが、わかる。
紫陽花や
色を替えても
同じ町
メールしているうちに、駅が同じということが わかる。
お互いに
あえて聞かずに
梅雨晴れ間
お互いの
勝手な考え
雨蛙
自分の住んでる、反対側に住んでるんだろうとお互い勝手に考えていた。
いることを
確かめたくて
シャメ交換
歳よりは少し
老けているような
私より一つ下。
メールにそう書いてあったと思う。
不確かで、あったろうに思いこんでいた。
梅雨あけて
何か始まる
そんな予感
偶然2
その日は、暑い日だった。
四年前のその日その瞬間を鮮明に覚えている。
ぎらぎらと
笑顔ひとつが
胸にさす
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