ラビンズ・ラビンス

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「電子タイプなんてはじめてきいた!強そう!行こう!」 「まってくれ、どんな技がつかえるのかまったく分かんないし……」 さとなはチェッーっと言うと、ステッキをふりまわしはじめた。 「なら、ザコしかいないコザ草原にいこうよ。」 俺はさとながだんだん苛立っている事を、さとしてうんと言うしかなかったのだ。 「あ、いどうけいのなんかある?二人分だとあたしすぐ疲れちゃうから……」 そっか、ってかどうやって技つかうんだ? 「なんかないの?道具とか、」 体をさわってなにかないかさぐる。 ん? ポケットにケータイらしきものが入っていた。 きっとこれが俺の…… とりあえず、開いた。 うん、やっぱりケータイだよね? ボタンに鳥のボタンがあったから押してみた。 風がまきおこると宙に体がういていた。 「えっ?えっー!」 「すごいじゃん!!コザ草原にしゅっぱーつ!」 そしてコザ草原に向かった。
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