25人が本棚に入れています
本棚に追加
「ぼーそういえば、昨日の夜なんか聞こえた?」
一瞬飲んでた水をふきだしそうになった。
「まったくなんにも!」
一言が重い……
うるるは、ほっとしたように息をもらした。
「そ、それならいいんだけど。」
なんなんだよ……
「みんなでアフタヌーンティーしようよぉ~」
はるかが言った。
「いいですね、お嬢様!さっそく、準備しておきます。」
長谷さんは、スタスタと行ってしまった
「ぼー、なんかおもしろいもの持ってないの!?つまんないー!それに、同人誌も読みあきたし!」
「さとなっ!!」
うるるは、さとなをにらんだ。はるかも、下をむいた。
同人誌?
さとなが?
「聞こえちゃった?」
うるるは、静かに聞いてきた。聞いたよ……
「そっか……聞こえちゃったか……」
「悪かった!」
なぜ俺があやまったのか、よくわからない。
最初のコメントを投稿しよう!