俺はゲームの裏を見た

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「ぼーそういえば、昨日の夜なんか聞こえた?」 一瞬飲んでた水をふきだしそうになった。 「まったくなんにも!」 一言が重い…… うるるは、ほっとしたように息をもらした。 「そ、それならいいんだけど。」 なんなんだよ…… 「みんなでアフタヌーンティーしようよぉ~」 はるかが言った。 「いいですね、お嬢様!さっそく、準備しておきます。」 長谷さんは、スタスタと行ってしまった 「ぼー、なんかおもしろいもの持ってないの!?つまんないー!それに、同人誌も読みあきたし!」 「さとなっ!!」 うるるは、さとなをにらんだ。はるかも、下をむいた。 同人誌? さとなが? 「聞こえちゃった?」 うるるは、静かに聞いてきた。聞いたよ…… 「そっか……聞こえちゃったか……」 「悪かった!」 なぜ俺があやまったのか、よくわからない。
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