ラビンズ・ラビンス

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「長谷!馬になってよ!」 「さとなお嬢様、まことに勝手ながらそれはできません。」 「さとなはまったく……うるる姉ちゃんが怒るよ!」 「ウマウマ~」 「はるかも躍らないっ!」 ん…… 騒がしいな…… このこえ聞いたことあるような……………うるる! ガバッ 「あっ!コイツおきたぁ!アハハハ」 このしゃべり方は…… さとな!? 「大丈夫ですか?」 長谷さん!? 「うわぁ綿飴たべたぁい。」 このホワホワかんははるか!? そして……… 「みんなっ、静かに!あんた名前なに?」 うるるっ! 「えっと……なんだっけ?」 パニクってて頭が働かない!! 「でわ、新しく名前をさずけるのはどうでしょうか?」 「長谷さんナイスアイディア!」 うるるがつけてくれるのか、 「誰かいい案ない?」 「綿菓子~」 「却下!」 「じゃあ、コイツにはピーーバキューンズッキューンは?アハハハ」 「そんな言葉つかうなよ……」 うるるが頭をかかえた。 「でわ、ボーダーのシャツを着ているのでぼーさん、というのはどうでしょう?」 うるるが手をぽんっとたたいた。 「今日からあんたはぼーだっ!」
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