ラビンズ・ラビンス

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「やっぱり、とぶのは快感!」 下から長谷さんがなにやら叫んで十字をにぎっているのがみえた。 すると、俺の鼻血はとまっていた。 「ってか、どこいくんだっ!」 「んーそうだね、この洋館の一番上のあたしの部屋にいくかっ。」 女子の部屋なんてはじめてに等しい。 さとなは妖精のステッキを取り出すと、二三回ふりまわした。窓が開いた、そのひょうしに風がはいってカーテンがバタバタしだす。 「よいしょ。」 無事部屋の中についた。
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