壱:---運命(サダメ)---

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義隆の左頬に鉄拳をくらわせた瑠璃は肩を震わせながら叫んだ。 「…何なの!?」 義隆は悪びれた様子もなくにこやかに笑った。 「何って…お目覚めのキスです」 「……………ッッ」 瑠璃は赤顔しながら打ち着を掴み、自室を飛び出していった。
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