壱:---運命(サダメ)---

4/19
前へ
/19ページ
次へ
「……なんで、ウチなんかで宴をやるのよ。まったく」 大貴族の藤原家なのだから、宴などしよっちゅうやるのだが。 「………お父様の…ばぁか…」 酒が回ってきたのだろう。次第に瞼が降りてきた。 薫は逆らうことなく、眠りに落ちていった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加