‐出会い‐

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ふむ…と男は思い立ったような顔をして 『この国は腐ってる、か。なら俺達と一緒にこねぇか?』 『黄巾賊にか?』 『あぁ、ただの俺の勘だがあんたには並々ならぬ雰囲気がある、何かを成し遂げる、そんな気がするんだ』 『それは嬉しいな…でも行けねぇよ、俺は中山王劉勝の末裔なんだ』 『成る程…て事は後漢にちかしいってことだ、だから行けないのかい?』 『そういうこった、俺は民を救う為に漢王朝を復興させたいと思ってる』 (本当は何をしてぇのか、何が出来るのかがわからねぇんだけどな)
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