‐出会い‐

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(母上…俺、やるよ…) 『よし、やってやろうじゃねぇか!民の為に俺達の国を作ろうぜ!』 『おぉ!やる気になったか!善は急げだ、俺の義兄弟の兄貴が近くで待ってるはずだ、まずはそこへ合流しよう』 こうして玄徳は走り出した、民の為に天下を駆ける…… (民の為に…か、何を言ってるんだ俺は) 玄徳は自嘲気味に笑った (まぁ自分の国を持つのも悪くはないな) 玄徳は札付きの悪だった 『そういえば名前がまだだったな、俺は張飛、字を翼徳ってんだ 兄貴は関羽、字は雲長頼りになる男だぜ! 黄巾党は兵を束ねる小頭目、それを束ねる大頭目、そして将軍、その上に張三兄弟がいるんだ』
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