~序章~

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老人は、ウム…と嬉しそうに頷くと 『感心な若者じゃ、明日の朝もう一度ここで会おう、よいか?』 と、尋ねるので特に用もない張角は頷き了承した。 ―翌朝、巳の刻に張角が昨日の小川へ出向くと老人はもう着いていた 『遅いぞ若者、年上の者を待たせるでない、また明日だ』 そう言うと老人は背を向け行ってしまった
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