‐出会い‐

17/20
前へ
/230ページ
次へ
『そこの張飛殿に言われたのです、民の為に国を作ろう!…と、しかし俺が民の為になんて本心で思ってるかどうか… ただの荒くれ者だった俺が、自分の国って言葉に惹かれただけかもしれない』 「なんの、私だって元は鼻つまみ者です、でなきゃ黄巾賊に入りませんよ」 「はっはっは、そりゃそうだ」 ―その後、話し込んだ三人は意気投合した 『そうでござったか…いやぁ嬉しい、そこで劉備殿に折り入って相談があるのだが…』 『なんだろうか?』 『ご存知かも知れませぬが私と張飛は義兄弟です そこで唐突なのですが… お願いです、劉備殿にも私達と義兄弟になっていただきたい』
/230ページ

最初のコメントを投稿しよう!

427人が本棚に入れています
本棚に追加