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『そこの張飛殿に言われたのです、民の為に国を作ろう!…と、しかし俺が民の為になんて本心で思ってるかどうか…
ただの荒くれ者だった俺が、自分の国って言葉に惹かれただけかもしれない』
「なんの、私だって元は鼻つまみ者です、でなきゃ黄巾賊に入りませんよ」
「はっはっは、そりゃそうだ」
―その後、話し込んだ三人は意気投合した
『そうでござったか…いやぁ嬉しい、そこで劉備殿に折り入って相談があるのだが…』
『なんだろうか?』
『ご存知かも知れませぬが私と張飛は義兄弟です
そこで唐突なのですが…
お願いです、劉備殿にも私達と義兄弟になっていただきたい』
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