配属と絶望

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自分の職場に行ってすぐに署長のところに行けと、ベテランそうな人に言われた。 で、今は署長室の目の前。 一体なんなんだろう? これが僕の率直な感想だ。 ちゃんとした警察になれて一日目にいきなり署長に呼ばれるなんて、運が悪すぎる・・・・ ここでうじうじしても仕方ないから、中に入るか。 僕は意を決してドアを叩いた。 すぐにどうぞという返事が返ってきた。 さて、中に入るか 「失礼します田中義貴巡査長です」 中にいたのはいかにもヤクザのスキンヘッドのオッサンだった 「君が田中かぁ~ うーん君今なんだこの悪人ずらしたオッサンは、制服も着ないで白い背広とか、いかにもなんだよ! このハゲ野郎! とか、思ったしょ?」 すごい、すごいほれぼれするような言い掛かりをすごくドスがかかった声で言ってきたよ 顔が顔だからすごい迫力! 「いえ、自分はなんにも思ってないです」 まぁこう言うしかないよな。 「そうかつまらんな、まぁいいやはいこれ配属先が書いてあるから、そこで頑張ってくれや」
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