配属と絶望

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「配属先ですか?」 僕は署長から配属命令とかかれた書類を受け取り、一通り目を通してみた。 ・・・・第零課? 何それ? 「えーと署長、ここにかかれてる事意味がわからないんですけど?」 「意味がわからないって、そのままの意味だよ。 君は晴れて第零課の仲間入りだ!」 「いや、だから零課って何ですか!?」 僕は少し声をはりあげてしまった。 失敗だ。 「怒鳴らなくてもいいだろ。 いや、君には悪いと思ったけど、課長直々の指名だから断れなくてね~ まあ頑張ってね」 署長は怒鳴り声をあげたことをらくらくスルーした。 それよりもこの人と話が噛み合わない気がするが、一先ず置いこう 「そのー署長、零課って一体何をするところなんですか?」 「えーと課長がそろそろ来るから、直接聞いてくれ! まあ、他の課とはすごく違うところだからいい経験にはなると思うよ」 何だろう凄く怪しいな・・・・ その時だったいきなりドアが勢いよく開いた。 「おいハゲ新入り迎えに来たぞ」
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