One man stories

Blue Lovers

あの子の言葉は全てが寂しい…。
まるでたいまつを無くした女神様さ。
もう昔のことなんて忘れないか？
なぁ、一緒に歩いてくれよ。
笑う彼女の頬をBlueな涙が伝うから、
赤いその肌が青く染まってしまうんだ。
今夜、その涙を拭いて旅に出ないか？
二人で愛の意味を探しに行かないか？
たとえどんなに寂しくても…、
今夜は笑顔で迎えてくれ。

アイツの言葉はいつでも悲しい。
まるで街中彷徨うきこりの様ね。
人のことなんて気にしないで、
さぁ、この闇から抜け出さない？
笑う彼の左手にBlueなソウルが見えるから、
いつでも青くちぢんでしまうの…。
今夜、その気持ちを捨てて歩いて欲しい。
二人で一つの答えを見つけたいの。
たとえどんなに悲しくても…。
今夜は笑顔で迎えてね。

今夜、二人のBlueを壊しに旅に出ようか？
旅のゴールに見えるそれが今は分からないから。
たとえどんなに辛くても…。
二人で歩いて行きたいよ。