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問題
雪蛍「…さて、大仏様、いきなりどうなされました?」
…―うむ。
よく聴いた。
実は、最近また怨念が暴れ始めた…。
理由は…
日本人による外国人への差別…――
月夜「…つまり其を成仏させればいいのですね?」
…――うむ。
ただ今回ばかりは、どこにいるのか、何体いるのかわからん。
なのでお主らは、今からこの寺を出、人となり、人を支えてくれ…――
雪花「…はぁ、ってことは、都会で生活できると…?」
…―ただし、人の前では異常な力や、能力を使ってはならない。…―
月夜「…へ?」
…―まぁ月夜ならよいだろう。
お主の戦う形式は、中国の少林寺拳法ににておるから。…―
月夜「ありがとうございます。(…確かにこの二人にはかなわないな…なんせ…)」
雪花、雪蛍「…心の声を口で、しかも本人の目の前で言えるなんてすごいな(ね)。」
月夜「…すみません…。」
…―ふふふ…。
月夜よ、それほど自分を卑下するな。
少林寺拳法でも、誰もお主には敵わんさ。…――
月夜「…ありがとうございます。」
…雪蛍、雪花よ。
お主らは、おさえられないくらいの力を持っている。
それ故、もどかしいだろうが、おさえてくれ。…―
雪花、雪蛍「…仕方ないな(ね)。」
ふうとため息をついた。
…―では、頼んだぞ。…―
月夜「…ちなみに、3人とも同じところですか?」
…―安心せい。
3人とも一緒だ…―
雪花「良かったね。」
―…では…。
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