キミの声

月

毎朝通る店の前で少し車のスピードを落とす

キミは僕に気付いてこっちに向かって手を振ってる

仕事帰りに店に寄るとキミの声が聞こえた

｢今日もお疲れさま｣
特に何かを買うわけじゃないけど ただキミの笑顔が見たくて
僕はもう半年も自分の気持ちを隠している

ありきたりだけど今の彼女の笑顔が消えることはしたくなかったから…。