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一人でなかったら、もっと美味しく食べれたかもしれないが、それも自分で願ったことだ。
さっさと用意した食事を食べると部屋に戻った。
部屋のベッドで横になると、友達からのメールをチェックしようと携帯電話を開き、何気なく窓の方を向く。
「・・・・。」
そこには、絶句する何が見え、ゴクリとツバを飲む、ベッドから起き上がると窓のカーテンを閉めた。
驚いた顔で、ベッドに戻ると心臓を押さえた。まだドキドキいっている。
今、なんか変なモノが・・・見えたかも知れないが、知らない。
再び、携帯電話に目を向け、落ち着かせるように息を吐いた。
トントン
トントントントン
怪談かよ???
明らかに不愉快な顔をし、舌打ちをする悠斗は、数回のノック音に、諦めて窓を開け顔を出す。
そして、2階の窓からの訪問者にため息をついた。
「おっさん・・・せめて玄関から来てくんない?
マジ、ストーカーみたい・・・。
それに、声もかけずに追い回してたら、俺じゃなくても逃げる!怪しさ半端無いだろ?」
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