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リビングに下りてきてだいたい一時間程、どうでも良い説明を受けた悠斗は、げんなりとした表情を客に向ける。
「……っと言う訳だから、明日にでも本部に連れて来るように!って上から言われてまして・・・つきましてはこの書類にサインをお願いします。」
面倒な説明は、短縮させて頂いて、使者の山田さんの話を簡単に説明すると・・・・・―――
ブラックノアとは、前のページで説明した通り、闇魔術組織、学校みたいな面もあるが、ほとんどが、実戦ミッション。
簡単に言うと、特定生物の殺し屋・・・。
その生物を抹殺するには、魔力がいる。
ソレをもっている悠斗は、ブラックノアに入る義務がある。
っとまぁ、だいたいは、こんな感じだった。
山田は、少しくらいは噛み付いてくるだろうと思っていたのだが、おとなしく黙って聞いていた悠斗に少し肩すかしをされて気分だった。
ノアへ行く事を受け入れていたのだろうか?
質問もしなければ、拒否もしない。
諦め?それともまた、逃げる気か?どちらにせよ昼間とは別人の様で多少気持ち悪い。
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