※3 昔の仲間とミッション

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――あれから1ヶ月―― 「悠斗!お前明日どーすんの?」 正巳が、バックに陣形ガイドと書かれた本をかたずけながら聞く。 正巳は指揮官志望らしい。 「俺も気になっとんねん♪悠斗は誰と組むん??お前エースやからなぁ~♪」 ディーンは、からかうように嫌みを言う。 悠斗は、ムッとした顔を一瞬みせる。 季節は、夏なのだろう、最近本格的に熱くなってきた今、一番嫌いな時間は、ダンス・・・。 何故?ここでダンス? きっと誰もが聞きたくなるだろう!! 俺だって納得出来ない! しかも、ダンスは若者のヒップホップなんかじゃない。 舞踏会って呼ばれそうなパーティーの為のダンスだ。 全員参加なら、仕方がないと、諦めもつくが、どんな選出方法か分からない方法で、選ばれた人が受ける授業だそうで、こんなに嫌がっている俺が何故か選ばれた。 思い出すだけで吐きそうなくらい憂鬱な気分だ。
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