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「れーいーちゃん!
帰りましょ!…って
楓さんが二人っ!?」
入って来たのは玲の彼氏、
立木 旬。
言わずもがな男。
「違う、違う。楓の弟だよ。」
雪が苦笑いしながら説明した。
「道明 紅葉です。」
「弟さん!?
そっくりですねぇ…。」
「そっか!」
まじまじと二人を見比べる旬に
紅葉が何か閃いた様に
声を上げる。
「この人の家に
お泊まりするから、
玲さんはウチに来ないんだ!」
「おぉっ!
話が解るね、少年!
でも、
一つだけ間違いがある。
俺が玲ちゃんの家に
行くんだよ。んで、
二人で甘い時間を過ごっ…!!」
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