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ぶぅぅ…
「刹那[せつな]おりていいわよ。」
「…。」
車からおり、私は都会の空気を吸う。
ここが私の新しい家。
「ねぇ。」
「刹那、あなたいい加減お母さんってよべないの?」
「本当のお母さんじゃないくせに」
「相変わらずあの女と性格似てるのねぇ」
こいつ(恵)は私の本当のお母さんじゃない。
お父さんは行方不明、お母さんは私を産んで亡くなった。お父さんの再婚した妻つまりこいつと2人暮らし。
だから実の両親とは会ったことも話したこともない。
「今日は仕事で遅くなるからてきとぉにたべなさい。」
「…。」
「新しい中学校も今日からだから。制服そこにおいとくわ。」
私は制服に着替え、山川中学校に行った。ちょうど20分ぐらいでつく。
*******************「今日は新しい生徒がくるぞぉ!!」
「女子?男子?」
教室がしずまる。
「女子だっ」
その時1人の女子生徒が
「髪はロング?!」
「あぁ!さらんさらんだっ!」
その時
ガラララ…
教室が歓声でいっぱいになった。
「おぉ!やっときたか!ここに来てくれ」
「…」
「自己紹介ヨロシク」
「倉木刹那。よろしく。」
………。
「…まぁ、とにかく沙織の隣に行ってくれ」
トコ…
「ヨロシクねっ刹那っち」
せつなっち?
なんかクラスの人気者みたいな人だ。
相手するのつかれそぉ…
「せつなっち?」
「ヨロシク。」
「うんっよろしく!」
そうして私のスクール☆ライフが始まった。
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