~出会い~

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* 「……ッ」 窓から差し込んだ光で、レイルは目を覚ました。 「……朝か」 3時間しかのぼらない日が、いつの間にかのぼっている。時計をみると前日の戦闘から、15時間眠っていたらしい。 「んっ?」 ふと体を見ると上半身が裸だ、こんな事をするのは1人しかいない。 「メアか」 そう呟いて思い出すのは、意識を失うギリギリの時に見えた顔…… 「笑っていた?」 「誰が?」 返ってくるハズのない声が横から聞こえた、ふと顔を横に向けると長い髪が見える。 メアだ。 「……いたのか」 メアはまったくの無表情でコックンっと頷き。 「時間を無駄に使うな」 そう一言言って、ベッドから出ていた。 何故かカエルのねまきを着ている。 (カエルが好きだよな昔から……) そう思いながらレイルは、彼女の後ろ姿を見送った。
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