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BSSに付いていた剣を外し、新しいのに付け替えようとした時だった。
「!!!」
レイルの頭の中で何かが切れる音が響いた。
「ぐっ!!!」
頭に激痛が走る。
「!!!!」
体のいたるところから何かが切れる音が響き、激痛が体の中を駆け巡る。
「ぐっ!!! がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
体中が軋み何かが心の中で叫んでいる。
『……モ…………』
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
激痛に倒れ、自分の体を強く抱きしめる。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
『……モ……ド』
心にハッキリと、声が響きそうになったときだった。
「……レイル大丈夫」
目が目として機能していない。
止まらない激痛の中…その声だけがしっかりと頭に響いた。
唇に暖かいものが重なり痛みが消え、心の中で響く声も消えた。
「……」
目が目として機能し始め、自分の目の前にいる女性を見た。
女性の唇が動いた。
「……お休み」
そしてレイルの意識は途切れた。
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