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そんな少女を止められるモノはなく、自由への旅立ちは始まった。
「大丈夫よ、なにかあったら■■が助けてくれるんでしょ?」
自分でもズルいと思ってしまうような言葉でも、彼になら本気で言えた。
返事はなかったけれど少年は少女を守る決意を胸にしていた。
だから少女は何も心配することなく、新しい世界に足を踏み出す事が出来た。
最初の一歩を。
このクソみたいな最低な世界から、人生から、、少女は自由になる為の最初の一歩を踏み出したのだ。
そして――
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