第一章 最悪な再開

3/10
前へ
/27ページ
次へ
「ああ、美沙緒は俺の彼女だろ?」 「か、彼女!?まだ俺…遊の彼女なのか…?」 美沙緒は耳まで真っ赤になっている 「当たり前だろ、姿は全く違うけど…美沙緒が好きだからな」 恥ずかしいな こんなこと言うの 周りに女子がかなりいるし… 「あ、ありがと…」 周りが騒ぎ出す 「姉御!おめでとうございます!」 「姉貴!お幸せに!」 「美沙緒!良かったな!」 一人身内が居た 「なんで姉さんが居るんだ!?」 「なんでって、あたしはここの"元頭"だからだよ!」 レディースの総長やってるってのは聞いてたけど… 関東統一した"関東連合鵝嶺(カントウレンゴウガレイ)"の総長とは知らなかった… 「そうなんだ……それで美沙緒が現総長か……… なんで俺の周りの女はみんな… 族なんだ…。」 「遊!お前の家に連れて行け!」 「へいへい……」 俺は美沙緒のバイクに跨がり、自宅に向かった
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

174人が本棚に入れています
本棚に追加