174人が本棚に入れています
本棚に追加
「ああ、美沙緒は俺の彼女だろ?」
「か、彼女!?まだ俺…遊の彼女なのか…?」
美沙緒は耳まで真っ赤になっている
「当たり前だろ、姿は全く違うけど…美沙緒が好きだからな」
恥ずかしいな
こんなこと言うの
周りに女子がかなりいるし…
「あ、ありがと…」
周りが騒ぎ出す
「姉御!おめでとうございます!」
「姉貴!お幸せに!」
「美沙緒!良かったな!」
一人身内が居た
「なんで姉さんが居るんだ!?」
「なんでって、あたしはここの"元頭"だからだよ!」
レディースの総長やってるってのは聞いてたけど… 関東統一した"関東連合鵝嶺(カントウレンゴウガレイ)"の総長とは知らなかった…
「そうなんだ……それで美沙緒が現総長か………
なんで俺の周りの女はみんな…
族なんだ…。」
「遊!お前の家に連れて行け!」
「へいへい……」
俺は美沙緒のバイクに跨がり、自宅に向かった
最初のコメントを投稿しよう!