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「キャー!!」
何故か龍夏は
空から落ちていた
そして地面につくと
同じに凄い音が
「イタタタ…… ここ、何処?」
キョロキョロしていると
向こうから凄い勢いで
10人くらいが馬に乗って
龍夏に近づいてくる
先頭に綺麗な女性がいた。
龍夏の目の前に馬を止めると
龍夏をジーッとみてる…
すると女性が口を開いた
「貴女何者?」
「あの...凄く言いにくいのですが、ここ何処ですか?」
立って自分の服についた砂を払いながら言った、その言葉を聞くと女性の目が見開いた
「ここは呉の国よ、貴女何言ってるの…もしかして馬鹿?」
「バカって。
じゃあ今何年ですか?」
「知らないわよ、そんなもの」
「知らないって…」
「貴女の着ている服何?ここら辺のじゃないわね」
「えっ… あ、制服」
女性は睨みながら龍夏の首に剣の刃を近づけ
「貴女は、味方?それとも…敵?」っと聞いた。
「てっ敵?味方?なっなんですかそれ」
女性は、細めながら
「貴女… 怪しい」
「私は、ホントのコトを言っただけです!」
女性は、頭を抱えながら
「はぁ、貴女やっぱり馬鹿だわ」
「あのねぇ!バカバカって人の事をバカ呼ばわりしないでよ!」
女性は笑いながら龍夏の名前を聞いてきた
「貴女の名は?」
「天宮 龍夏」
「龍夏、いい名ね」
「あっありがとうございます。」
「あっそうだ龍夏、私の家にこない?」
「えっ…いっ家にですか?!」
女性の顔が少し曇った
「いや… よね。」
「あっいいんでしたら、行きます!」
その言葉を聞いて暗かった顔が一気に明るくなった
「ホントに!」
「何処にも行くあてが無いので」
「じゃあ、のって」
女性は、龍夏を馬に乗せようとしたとき
黒髪で赤い瞳をした女性が口を開いた
「尚香様!!」
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