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ある日の朝すずめ達が
会話をしている頃
ある一軒の家から
怒鳴り声が聴こえてくる。
「起きなさい!!」
「……ん~……」
「8時15分!!」
そう言いながら閉めきった
カーテンを勢いよく開ける
外は真冬だと言うのに
登校中の学生達が
楽しそうに騒いでいた。
「ウソ!!」
大慌て時計を見ている少女は
天宮 龍夏-アマミヤリュカ-
「本当だ!!」
龍夏が家を出ないと
いけない時間は7時40分
学校につかないとけない時間は
8時30分残り15分なのだ。
「はぁ だから言ったじゃない… あんだけ早く寝なさいって言ったのに」
「だっ「だってもくそも言い訳は聞きません!それより早く学校に行きなさい!!」
「言われなくても行きますよ~っだ」
龍夏は、べ~ッと舌をだした
「あんまり生意気言ってると痛い目にあうよ!」
「ハイハイ。行って来ま~す」
母親が言った事が
当るとは、龍夏は知るよしもなかった… 。
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