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「兄様.....」
「ミユキ、頼みがある。」
「何ですか?」
椿はそっと深雪の髪を撫でると優しく笑った
「俺は任務を遂行出来なかった。だから........殺してくれ」
「......!?出来ません!!」
「これは掟だ!!殺せ!!」
椿は刀を持ち、走った
ダンッ...
深雪は高く跳ぶそれに椿も着いてくる
「兄様着いて来ないで!!」
「ミユキ!!」
「嫌!!」
グサッ
「グッ......」
深雪が無我夢中で振った苦無が椿の足に刺さる深雪は驚き動きが止まる
ドンッ
「ぐはっ.....うぅ..」
椿の拳が深雪の腹部に適中した。深雪の意識は薄れる視界がぼんやりしている
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