涼しい草原

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夢か現実か、迷ってしまうような草原が辺り一面に広がっている。 同じような色の草で構成されたこの草原は、まるで白いキャンバスに真緑の絵の具をこぼしたようである。 その草原の真ん中に青いパジャマを着た少年が立っていた。 少年は死んだ様に動かない。 しばらくして一言言った。 「なんじゃこりゃー!!」
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