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僕は目を覚ました
二度と起きる事は無いと思ってたのに
周りは…何も無い
真っ白
その言葉で良いと思う
その部屋?には僕と誰か
女の子かな?
うん。そうだ女の子だ
何か言ってる
「キミはまだ死んでない」
何を言ってるんだ?僕はあの日確かに死んだ。間違いない
「それは夢を見てたんだよ」
いや、交通事故で頭を強く打ったんだ
死なない訳がない
「違うよ。忘れてるだけ」
どういう事?君は誰なの?
「そういうキミは?」
僕…?僕は………??
「クスッ…ほら分かんないでしょ?やっぱり忘れてる」
「君は事故で記憶喪失になった。まだ死んでなんか無いよ」
ああ。そうか。僕が勝手に思い込んだだけか?
「そう。さぁ目を覚まして。キミを待ってる人がいる」
待って!君の名前は!?
「私?私は………」
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