その壱…桃野郎。

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桃を見つけたおばさんとおじさんは、家へ持って帰りました。 その桃を斬ろうとした途端…。 桃が、青い光を出して真っ二つになりました😌 『あぁ~首いてぇ。てか、腹減ったんだけど。ご飯くんない?後、鬼退治に行ってやるから吉備団子作っとけよ。』 何と、桃から出てきたのは、ただの不良だったのです。 その名も桃野郎。 桃野郎は、ご飯を食べてHPが150増えた。 吉備団子を持った桃野郎は、さっそく鬼退治へと旅だちました。 少し歩くと、ギャルっぽい猿が居ました。 『お前さぁ、鬼退治に行かねぇ?』 桃野郎が誘うと、 『はぁ~?やだぁ😔つかムリ↓↓爪割れちゃうしぃ。吉備団子くれんなら行かないってコトも無いけど。』 と、爪をいじりながら言いました。 『うっせーな。あげるから行くぞ。まじだる。』 …まぁそんな感じで犬と雉も召集したんですよ。 鬼ヶ島に着いた4人は、鬼のトコに行って、宝を返せと交渉しましたが、返してくれませんでした。 そんな鬼の態度にキレた桃野郎達は、鬼に逆襲。 鬼は降参。 …でも、桃野郎達は、宝を村人には返さず、自分達の物にしてしまい、鬼ヶ島も乗っ取り、そのまま島に住み着いた。 後二年後に、おじさん達の村も乗っ取られるなんて、誰も知りません。 めでたし2⃣。 おしまい。
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