平凡な一日の筈が…

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小鳥の囀りが聞こえ カーテンの隙間から朝日が差す…… そして目覚ましの音が部屋に響きわたる… [ふぁ~] 男は頭を掻きながら布団から体を起こし、アラームを消し、 男は部屋をでて階段を降りていった…すると… [あっ、] 男は階段を派手に降りた… いや転げ落ちた… [お、竜也爽やかな朝だな~] [うるせ~よ親父] 階段を派手に落ちた男は、 桐生家の息子、桐生竜也、 身長約178cmの黒髪で目は黒く少し鋭い目付きである そしてコーヒーを啜りながら息子を眺めている男の名は、 桐生大介、 身長約169cmの白髪で渋顔で目は竜也より少し垂れている、 ちなみに仕事は海外で武術を教えているらしい… [まあ、そんな事よりちょっと出掛けて来るから留守頼むわ。] [はぁ?、またかよ今度はドンくらい向こうに居るんだよ?」 [1年半くらい] […] 竜也は目頭に指を添え溜め息をつくと、 体を後ろに素早く翻し [げふ] 父に回し蹴りをかました。 [もう少し手加減しろよ…おれの身体は脆くなっているのだから…] 顔に直撃した痛みを堪えながら大介が言った。 [そんな事俺は知るか、俺はもう一眠りするわ…] と言いまた上の部屋に戻っていった… 数時間後… [くそ親父め、食べ物位用意しとけよ。] と悪態をついていた
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