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「ひっ・・・ゃ・・・そこばっ・・・さわんな・・・っ」
まばゆいばかりの金色の中に漆黒が混じる。
くちゃくちゃという淫靡な水音と艶を帯びた声が静かな空間に響き渡り、潤んだ瞳がいっそう光った。
「・・・ん・・・だって先っぽの、ここ、が好きだろう?鋼の」
「あっ!あ、・・・う、ぁ・・・っ!!」
後ろから抱き抱えられ、逃げ場のないエドはぎゅうと目をつむった。
敏感な先端部分をしつこく責められ、行きすぎた快感が全身を駆け巡る。
ビクンビクンと震える身体を御そうと、手足に力を込めてやり過ごす。
「ほら、やっぱり好きだろう」
腹につきそうなほど反り返ったそれからしたたる、ぬめりとした液体。
ロイはそれを掬いとり、縁へ塗りつけるように撫ぜた。
空気に冷たく侵食されたそれがひやりとエドの中へと入りびくりと身体を震わす。
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