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前ページの続き。
私も経験あるんですがもう20年近く昔、箸の持ち方が悪い且つ 三 人 で骨をあの 長 い 箸で骨を掴めるか!! 途中で骨が落ちやしないか内心ハラハラしながらした。1度だけの経験。なので説明内容とかよくわかって無かったので、『お骨上げ』の説明しようか? の誘いに飛びついた私でした。
台車の取材が斎場の裏側になった瞬間。
お骨上げは斎場職員が骨の部位を説明し、
その部位を割って、遺族に骨壺に入れてもらいます。
骨は足から。
頭に向かって説明、割る、拾うの繰り返しです。
病死などの骨は、焼けて(か元か)無くなったり癌なら黒くなったり……。
そう言う事を臨機応変に、マニュアル通りじゃない長年の経験からの自己流の説明をしているみたいです。
まあ、出したら人間じゃない骨出てきて慌てた事件もあるらしいですし。
ずっと上がって来る説明(と骨折り)が、喉に至って変わります。
皆さん『喉仏』は御存知ですよね?
男の子は第二成長期に喉から出て来て声変わりするあれです。
喉仏マニアの女子もいましょう。
その喉仏は女子にも等しくあるのですが……焼かれた後の骨だけになった喉仏は
座した仏様
そっくりだそうです。
故、『お骨上げ』時、職員は『喉仏』とは説明せず、
『仏様』
と、言います。
それは、故人が『人間』ではなく『仏』になったと言う意味を示しているように私は思えます。
最後に頭骨を割って、今まで入れてきた骨に『蓋』をして、『お骨上げ』終了です。
だからね、説明ウザイは止めてあげてね。
いろんな意味で。
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