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私の事を非難するメールは、3人くらいの女の子が何回も繰り返し送っていた。
それはバイト仲間でも、殆んど話した事が無い子だった。
ただ、その子達は勝也が好きだって噂を聞いた事がある。
「私の何を知ってるのよ……」
強がってメールに文句を言ってみたけど、落ち込んでる気持ちは余計に沈むだけだった。
そして、バイト関係者からのメールを全て削除した。
もちろん、勝也からのも。
「そうだ、着拒しとこ」
私を避難した子と勝也は、メールも電話も着信拒否する事にする。
こっちのアドレスから消したって、メールが来るのがかなり面倒だから着信拒否にしておいて、しばらくしてから消去しようと思った。
「また、メール……」
着信拒否の操作をしようとした時、新しいメールが入った。
どうせ、3人の女の子の中の誰かだろうって思ったけど、違っていたらと思ってメールを開いた。
「お母さん……」
メールは、お母さんからだった。
2週間に1回くらい、お母さんからのメールが来る。今回も定期連絡くらいのつもりで、メールをくれたんだろうな。
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