紅と光牙と川元しずか

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「…何?」 「話があるんだけど。いいかしら」 …やだって言ったって無理矢理話すくせに。 仕方なく私はついていく事にした。まぁ、三対一じゃ抵抗するだけ無駄だしね。 「で、話って何?」 「アンタさぁ…調子に乗ってんじゃない?」 はぁ?何言ってんの。それはアンタでしょ。 「別に」 私はそっけなく答えた。 その瞬間、川元しずかはカッと目を見開き、私に平手打ちしてきた。 「そういうのが調子に乗ってるっていうのよっ!」 いや、言わないでしょ。 「あんまり嶋岡君にちょっかい出さないでよねっ!」
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