紅と光牙と川元しずか

13/13
前へ
/70ページ
次へ
裏庭に行くと、そこには怒りに顔を歪めた川元しずかがいた。 そして、怒りに震えた声で、言った。 「ちょっかい出さないでって、言ったわよね…」 うん。言ってたねェ。けど私『うん』なんて言ってないし? そもそもちょっかい出してないし。 「覚悟は、できてるわよね?」 川元しずかがそう言うや、二人の女子が出てきた。 何の覚悟だよ。 アンタなんかのためにする覚悟なんてないっつの…。 パァンッ 走る衝撃、乾いた音…。
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

271人が本棚に入れています
本棚に追加