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今は夜。揺れる馬車の中。 勇者とそのお供の二人は、魔王の城を去り、勇者を派遣することになった王国に、ゆっくりと揺られながら向かっていた。 勇者は思いを馳せる。 ――すべて終わったのだと。 親や兄弟のいない天涯孤独の独り身で、腕っ節が強いことだけが唯一の取り柄だった勇者が、世界の悪の中心を担っていた魔王を殺したのだ。
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