暇つぶし一章

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僕は小年の手当てをされながら考えていた そういえば…そんな記憶がある と、そんな記憶と同時に懐かしさが込み上げてきた 僕は飛び起きる 歩[鴉!!!!お前!鴉か!!ひっさしぶりじゃないか!!] 鴉[やっと思い出したのかよ…] 牙狼[鴉の顔が怖いからだよ] 鴉[ぶちのめすぞ] 鴉はあきれたようにため息を付く僕は回りを見渡す質素な家具に武器が並んでいるどうやら鴉が住んでる洞窟らしい… 鴉[そういやあいつ晶(あきら)は元気か?] 鴉はお茶をいれながらそう言った。 歩[元気だよ!僕より立派なハンターになったんだ最年少でハンターになって今は村一番のハンターさ!!] 鴉[あいつは昔っから剣の使い方は上手かったからな、ほいお茶] あつあつお茶が目の前にだされた僕は湯飲みをもち一口のむどうやら桜茶みたいだ 歩[うめぇ♪] 鴉[そりゃどうも] 僕はお茶を飲みながら質問を投げた 歩[鴉は?なんであんな所にいたんだよ] 鴉[あぁ…山菜を採ろうかとな…] 籠をだした鴉は、僕の目の前にだす…カラノミやワライダケやアオキノコが入っていた牙狼[ワライダケって…] 歩[山菜を龍の姿で採るなっ!ややこしい…とゆうかワライダケなんて何につかうんだよ…] 僕はお茶を置いた鴉はいたずらっぽく笑う 鴉[これから来る奴にだしてやるんだ] 僕が首をかしげると入口の方から人が歩いてくる気配がした。 足音は二人分やがて暗がりから影が二つみえた 影は明るい所に近付いてきた…やがて顔がはっきりみえた 歩[ギギナ…レアン…] ギギナ[邪魔するぞ] レアン[ひっさしぶり!鴉!!!] 鴉は笑みを返しながらお茶を二人にだした。 牙狼[これで晶がいれば昔の仲間が全員集まるのになぁ…] 牙狼はションボリした様子で丸まった
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