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その後も、カケルはベッドの中でずっと ボーっとしていた。
途中、何回か心配してママがやって来るも、カケルは適当な返事を返すだけであった。
時刻が12時を過ぎた、その時。
トントンッ
ドアをノックする音。
トントンッ トントンッ
続けてノックの音が鳴る。
誰?
ママはノックなんかしないで部屋に入ってくるのに…
不信に思ってカケルはドアまで足を運ぶ。
トントントンッ トントントントンッ
カケル「誰だよ?」
だんだんとノックのテンポが速くなってきた。
カケルはドアの前までたどり着き、ドアノブに手をかけた。
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