… わかれ と はじまり …

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  あの時、洞窟を白衣と共に脱出したヤヨイは、まだ中に取り残されたカケルとシルバーが心配で 不安の念が時間が過ぎていくたびに積もりに積もっていった。 早く戻ってきてよ… そう願うしかなかった。 気がつけば、大勢のセレクト隊が到着していて、サイレンが辺りに鳴り響いている。 セレクト隊員「今の状況はどうなっているのでありますか!?」 白衣「あそこにある洞窟に、子供がまだ中にいるんだっ! それとケガした研究員も中に!!」 そんなやり取りをしているなか、あのメダロットがセレクト隊の目の先に躍り出た! 白衣「あのメダロットです! 気をつけて下さい、人を襲ってきます!」 セレクト隊員「全隊! 目標を確保するであります。」 セレクト隊の十数体メダロット達は素早くあのメダロット、ブラックスタッグを取り囲む。 セレクト隊員「これで逃げ道はふさいだでありますよ~!! 観念するでありますっ!」 しかし、ブラックスタッグはメダチェンジし、セレクト隊の包囲網を空から突き抜けた! あっ!? 追うでありますっ! と、言いながらブラックスタッグの行く先をセレクト隊は追っていった。  
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