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そして今、ドアを挟んで向かい合っているカケルとヤヨイ。
ヤヨイは少し部屋の中を見渡してみた。
カーテンは閉め切られ、今が昼間だというのにまるで夜のように暗くて冷たい部屋…
床にはメダロットの整備用品があたりに散らばっていた。
カケル「…何しに来たんだよ?」
カケルが沈黙を静かに破る。
ヤヨイ「え~… っとね…。 メダロット博士がカケルを呼んできて欲しいって… それで。」
カケル「メダロット博士が? なんで?」
ヤヨイ「壊れちゃったメダルを持ってきてって。」
カケル「…………………シルバーを?」
ヤヨイ「ああっ もうっ! じれったいわねっ!!」
カケル「うわわ いでででっ!! わかった行くよ 行くからっ!!」
ヤヨイに思いっきり腕をひっぱられた。
カケル「ちょっと 準備するから待っててよ。」
ヤヨイ「うんうん それでよろしい!」
多少、強引ではあるがヤヨイはカケルを連れ出す事に成功したのであった
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