… わかれ と はじまり …

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  研究室の中には、メダロット博士がちゃんといた。当たり前だけど… カケル「こんにちは。メダロット博士。」 博士「おお カケルくん! きてくれたか。 まぁ そこのイスに座ってくれ。」 カケルはイスに腰をおろした そして、膝の上にギュッと固めた拳を置く 博士「早速ですまんが そのメダルを見せてくれないかの?」 カケル「シルバーが助かるんですか!? 博士!!」 博士「まぁ、落ち着くのじゃ!静かに聞いてくれカケルくん。見てみないと判断はできん。」 カケル「…すいません これです」 バラバラに砕けたシルバーのメダルを博士に手渡し、カケルはシルバーが助かるのかどうかとメダロット博士の判断をまつだけ 博士「ふ~む… これは…」 と、悩ましそうな言葉をもらす。 緊張感が張り詰めるこの空間 博士「これは難しいかもしれないのォ… ここをみてごらん」 メダロット博士がメダルのある一部を手のひらにのせて見せる カケル「メダルのコア?」 メダルの中心に埋め込まれている水晶玉のような部分 博士「よ~く見てみい ヒビが入ってしまっておるじゃろう。」 確かに、コアにヒビが入っている この事には重大な意味があった  
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