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教室に到着し、自分の出席番号のシールが貼られた机につく。
当然、一番となれば端っこで一番前の席。
ｶｹﾙ「まぁ いつもの事だし、仕方ないよな。」
一方ヤヨイは
ﾔﾖｲ「あ～ もう！ なんで一番前の席なのよ！ ついてないわ～。」
カケルの隣の席である。カケルにとってはラッキーな事ではあった。
ｶｹﾙ「なんかクラスの視線が俺に集まってる…？」
ﾔﾖｲ「それはそうでしょ。 あんた転校生な訳なんだから。 普通、みんな気になってしょうがないわよ。」
ｶｹﾙ「やっぱ 慣れないなぁ～。不安だよ。」
と、力なく机に突っ伏す。
ﾔﾖｲ「でも、みんな優しいわよ。 不安にならなくても大丈夫！ 先生も普通な先生だし。」
ｶｹﾙ「うーん。 ありがとう。」
すると、担任の先生らしき人が入ってきた。 普通の先生だ。
先生「体育館に移動するから、廊下で出席番号順で並べー。」
うん、普通の先生だ。
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