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そして 黙々と自分の部屋の整理をカケルは続けた
作業が終わった頃には 数時間経っていて、もう外は暗くなっていた…
カケル「ふうっ 部屋の整理はだいたいこれぐらいで良いかな…
って もう外 真っ暗闇じゃんか…」
そこそこビックリした後
一階のキッチンからおいしそうで尚且つ御定番な匂いが漂ってきた。
カケル「あ~ なんだかお腹すいてきたな。」
カレーの匂いだ
カケルは一階のキッチンへと向かった
ママはカケルがキッチンに来た事に気がついたらしく
ママ「あらカケル 部屋の整理終わったの?」
カケル「だいたいはキレイにはかたづいたかな。
夕飯はカレーでしょ?」
ママ「ブブ~ッ ざんねん不正解 今日はカレーうどんよ。」
カケル「えっ そんなぁ~
カレーってところは当たってたんだけどな…」
そこに うどん用のどんぶりを持ったシルバーが
シルバー「カケル 今日はこの家に引っ越して来たばかりだし
引っ越してまず食べると言ったら 引っ越しそばだろう、
そこを見抜けなかったのがカケルの失敗だな。
フフフ」
カケル「いやいやっ!
そこまで深くは考えないだろ!フツウにカレーの匂いがしたらカレーって思うだろ!」
ママ「ほらほら もうご飯できるから カケル テーブル拭いて来てね。」
そう言ってカケルに布巾をわたす。
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