蒼い空と月の下で

3/7
前へ
/15ページ
次へ
「さわったらまたいたくなるよ、さわったらだめよ」 「うん、ありがとう」 「まだいたい?」 「ちょっとだけね」 「いたいのいたいの、とんでいけ~!あぁ~ぼくのところにとんできた!いたいよ~!ママ、なおった?」 「うん」 彼を抱き締めた。 命の塊を胸に押し込めた。 生きている温もりを感じる。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

546人が本棚に入れています
本棚に追加